言葉の癖 - 元CA講師が伝える自分磨き・接遇・面接講座 スタイリア|横浜市

元CA講師が伝える自分磨き・接遇 スタイリア 横浜市
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言葉の癖

もう2月ですね。

相変わらずの不要不急の外出はNO!ですが、

 

長いこの期間に、これまでできなかったことをやったり、

身につけられることや、様々考えてみることなど

意外に多くあるものだなと感じています。

さて、つい最近

TVショッピングを観ていて感じた、変な言葉遣い。

 

癖になっているのかもしれませんが、

謙譲言葉が過剰に使われているということ。

前から少し気にはなっていたのですが。

 

特に

「~させていただく」

という表現の多用。

あるショッピング番組で

 

①こちらのイヤリング、10000円で販売させていただいております。

②本日までとさせていただいております。

③このように美しく揺れさせていただいております。

 

①は「販売致しております。」 です。

何かの事情で、例えば

「前日までは9,000円でしたが、本日からは

10,000円とさせていただいております。申し訳ございません」

でしたら自然です。

 

②は販売側の都合でのご案内なのでOK。

③はもっての他です。 思わず笑ってしまいました。

“揺れさせていただいている” の主語は? ^^;

 

このように少し揺らしてみると・・

動きが出ると一段ときらめきが美しくて人目を引きますね。

など、

正しい敬語使いで表現もランクアップしていただきたいなと感じました。

 

謙譲表現で相手を上げる言い回しも尊敬表現となりますが、

無駄に同じ言い回しが多いと、耳障りでまどろっこしくなってしまいます。

 

テンポを上げて購買意欲を増す事も目的かもしれません。

そうなると雑に聞こえてしまいがちな点を

過剰な謙譲表現で補っているのかなー?

 

それからは、商品の事よりもこのスタッフさんの

話し方ばかりが気になるようになってしまいました。

もちろん、素晴らしい話し方で思わず買いたい衝動を覚えてしまう

スタッフの方がいらっしゃる事も確かです。

 

一般的に言葉遣いで一番気になる、また苦手意識があるのは敬語だそうです。

 

正しい敬語で、同じ言葉を多用しない。シンプルに話す。

様々な言葉に言い換えて表現する。

この期間に、正しい敬語で美しい大人の話し方を意識してみませんか?

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